包茎手術
包茎手術について
勃起しても皮が剥けない場合(亀頭が出てこない場合)は真性包茎と言い手術が必要です。
皮が少しむけて亀頭が出てくる場合は仮性包茎です。手術が必要かどうかはその程度によります。
包茎の手術は美容形成外科と泌尿器科で受けることができます。
泌尿器科で受ける場合
美容形成外科のように手術の日程や時間(たとえば日曜日や仕事が終わってからなど)について融通は利きにくいですが、費用は\80,000~\140,000位です。 大事なところの手術です。誤解の無いようによく話を聞いて納得してから手術を受けましょう。
美容形成外科で受ける場合
クリニックによって手術費用、手術後のフォロー、仕上がりにかなりの差があるそうです。良いところから悪いところまでです。費用は\200,000~\600,000位です。手術を受けた後傷の治りが悪いので診察を受けに行ってもとりあってくれない場合があるということなので、手術のあとのフォロ-アップ体制を良く聞いておいた方が良いでしょう。誤解の無いようによく話を聞いて納得されてから手術を受けましょう。
包茎手術の流れ
STEP.1
包皮外板(外側の皮膚)に切開線を入れます。切開線が根元に近すぎると勃起した時に皮膚が突っ張って痛くなりますので、勃起時を予想した位置に皮膚切開を入れることが大事です。
STEP.2
包皮をむいて亀頭を出して冠状溝(亀頭のえらの下にある溝)の包皮内板の皮膚に切開線を入れます。
STEP.3
内板の切開線と外板の切開線の間の包皮を切り取ります。皮下にある血管や神経を切らないようにできる限り皮膚を薄く取り除いた方が、傷の仕上がりがきれいになります。
STEP.4
下の包皮を上に引っ張りあげて、残った皮膚の長さが適当であるか確認します。
STEP.5
内板と外板の皮膚を縫い合わせます。吸収糸(時間が経過すると自然に溶ける糸)を使います。抜糸しなくて良いので抜糸時の痛みがありません。縫いしろは短く、間隔も狭いほうが傷はきれいになります。
STEP.6
創部の消毒をしてガーゼを巻き軽く圧迫します。化膿止めの抗生物質と痛み止めがでます。手術当日は患部が当たると痛みが多少はあります。
包茎手術の費用
- 包茎手術
手術前の血液検査、手術、手術後傷が治るまでの診察費用、抗生物質、痛み止めなどの薬の費用が含まれます。 - 110,000円(税込)
特に予約する必要はありません。いつでもご来院ください。
初回診察時に手術のご希望をお聞きし、健康状態のチェック(問診と診察)と簡単な血液検査があります。
手術の説明を受けた後に、手術予定日を決めます。手術予定は月、火、木、金の12時半からになります。
2回目の来院日が手術日になります。
パイプカット手術
パイプカット手術について
精子は精巣でできて精管を通って尿道に射精されます。精管(パイプ)を離断することにより精子が通過できなくなります。
手術時間は約20~30分です。局所麻酔です。手術当日は仕事はしない方がよいと思います。多少痛みがあるので仕事に集中できません。電話番や軽いデスクワークならば可能と思います。
いったん切り離した精管は二度とつなぐ事ができません。再手術でつなげる可能性は1%以下です。パイプカット手術を希望される方は熟考してから決めてください。
パイプカット手術の流れ
STEP.1
まず精管の位置を触診にて確認します。
STEP.2
精管の上の陰嚢前面の皮膚に切開を入れ精管を取り出します。
STEP.3
精管を上、下それぞれを2重に糸で縛ります。
STEP.4
精管を切り離します。
STEP.5
精管を陰嚢内に戻して傷口を縫合します。反対側も同様に行います。
パイプカット手術の費用
- パイプカット手術
手術前の血液検査、手術、手術後傷が治るまでの診察費用、抗生物質、痛み止めなどの薬の費用が含まれます。 - 110,000円(税込)
特に予約する必要はありません。いつでもご来院ください。
初回診察時に手術のご希望をお聞きし、健康状態のチェック(問診と診察)と簡単な血液検査があります。
手術の説明を受けた後に、手術予定日を決めます。手術予定は月、火、木、金の12時半からになります。
2回目の来院日が手術日になります。