性感染症
泌性感染症(STD)について
性感染症(STD)とは、クラミジアや淋菌といった性行為によって感染する病気の総称です。別名STDと呼ばれています。現在の日本では、20代30代を中心に約600万人の患者がいるといわれています。
クラミジアや淋病による尿道炎、クラミジアや淋病による咽頭炎、梅毒、尖形コンジローマ、亀頭包皮炎、性病検査(性感染症検査)、性器ヘルペスなどを、病気が疑われる症状があれば、保険診療による検査および治療をおこなっております。(自由診療も可)
当院は、女性患者さんも気兼ねなく診療を受けていただけるよう心がけています。性感染症の正しい知識をもち、心配な場合には医師にご相談ください。検査の結果は2〜4日後にアプリを通じてスマホから確認することもできます。
性感染症検査料金表
自費診療(税込み) | |
性病総合検査(HIV、梅毒、性器クラミジアと淋菌(PCR法) | 12,100円 |
咽頭クラミジアと淋菌(SDA法)うがい液採取 | 6,600円 |
性器クラミジアと淋菌(PCR法) | 6,600円 |
トリコモナス、マイコプラズマ(PCR法) | 6,600円 |
梅毒 | 4,400円 |
HIV | 5,500円 |
保険診療(初診料含む:3割負担の場合) | |
性器クラミジアと淋菌(PCR法) | 2,700円 |
咽頭クラミジアと淋菌(SDA法)うがい液採取 | 2,800円 |
トリコモナス、マイコプラズマ(PCR法) | 3,000円 |
梅毒(検尿なし) | 1,800円 |
HIV(検尿なし) | 2,000円 |
梅毒とHIV(検尿なし) | 2,200円 |
*保険診療では1回の来院で2項目の検査ができません。公費を使うために検査項目の制約があるからです。上表の1行が1項目に相当します。 *HIVと梅毒は血液検査、クラミジアと淋菌、マイコプラズマ、トリコモナスは男性では尿検査で、女性ではおりものの検査で行います。 *男性は前の排尿から1時間以上経過しての採尿が望ましいので来院直前には排尿しないでいてください。女性では膣分泌物の検査です。生理期間を避けてご来院ください。 咽頭の検査では直前の飲食は避けてください。
自己診断チャート
性感染症は症状が消えたようにみえても、実はずっと潜伏しています。 もしかしたら、性感染症に感染したかも…でも、検査に行くのを躊躇してしまうと、悩んでいる間も症状は悪化していきます。不安な方は、自己診断チャートで判断してみてはいかがでしょうか。- Q1
- あなたの性別は?
性感染症の症状
淋病の可能性あり
潜伏期間:3日~3週間
- 排尿痛がある
- 黄色っぽい膿がでる
- 尿道に灼熱感がある
- 血尿がでる
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クラミジアの可能性あり
潜伏期間:1週間~3週間
- 軽い尿道痛がある
- 尿道の不快感がある
- 尿道内に痒みがある
- 尿道から水っぽい分泌液がでる
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性器ヘルペスの可能性あり
潜伏期間:2日~12日
- ペニスに小さな赤色の水泡がある
- 発熱と共に陰部に痛みがある
- 残尿感や神経痛がある
- 赤いブツブツがある
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尖圭コンジローマの可能性あり
潜伏期間:3週間~8ヶ月
- 亀頭及び包皮にイボ状のブツブツがある
- 陰部、肛門周辺に先の硬いイボがある
- ブツブツがカリフラワー状に大きくなった
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トリコモナスの可能性あり
潜伏期間:3日~1ヶ月
- おりものの変化・異常がある
- 性器のかゆみ、痛みがある
- 外陰部の腫れ、ただれがある
- 微量な尿道からの分泌物がある(男性)
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性器カンジタの可能性あり
潜伏期間:感染経路や症状で異なる
- 亀頭や包皮が赤くなる
- 陰部の痒みがある
- 陰部から白いカスが出る
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ケジラミの可能性あり
潜伏期間:1週間で卵が孵化する
- 陰毛部に強烈な痒みがある
- 下着に茶色のシミが点在する
- 陰部に点状の発赤がある
- 小さな虫のようなもの、卵が陰毛に付着している
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梅毒の可能性あり
潜伏期間:3週間~2ヶ月
- 身体中に赤い湿疹ができたが痒みがない
- 陰部に赤いしこりができた
- 湿疹やしこりがあったがなくなった
- 足の付け根にしこりができた
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